トイレのリフォーム
住まいの中でも、どうしても痛みや汚れが進行しがちな「トイレ」。
最近はお手入れが楽なものや節水機能が優れたものなど様々な製品が出ています。
ここでは、トイレのリフォームのノウハウや役立つ情報をまとめました。
トイレスペースの最低限必要な広さやドアの開け方など、
トイレリフォームの基本的なポイントをご紹介いたします。

トイレのドアの開け方

通常はうち開きが多いですが、最近は中で人が倒れた場合のことを考えて、外開きにする家庭が増えてきました。
しかし、トイレは廊下に面していることが多く、人の銅線を考えないと外開きは事故の元です。最も省スペースでいざという時にも安心なのは引き戸です。
メリットは出入りが楽で、面積が有効活用できるところにあります。また下の図のような場合、中で人が倒れていたらドアが開きません。高齢者がいるご家庭では安全面でも引き戸が人気です。

トイレのドアの開け方

トイレの収納

トイレットペーパーなど、トイレで必要なものは奥行きが約17㎝あれば充分収納できます。 分かりやすい目安としては、トイレットペーパーが収納できれば、ほとんど大丈夫。
ただし狭い場所なので、前後重ねて収納すると出し入れがしにくいため、奥行きは浅く、高さを天井近くまで大きくとる方がいいでしょう。
壁の厚みを利用して、加工時に棚を埋め込み型にして追う方法もあります。その他、入り口ドアの上から天井までのスペース、タンクの上部に棚を作っておく方法もあります。

トイレのタイプを選ぶ

トイレのタンクにはタンクを外したタンクレスのトイレと、従来型のタンクがついたタンク式トイレがあります。
タンクレスではメリット・デメリットを理解して、ご希望に応じたトイレを選ぶことが重要です。

タンクレスのメリット

トイレが広く使える
タンク式トイレからタンクレスに変えると、本体の奥行きが10cm程度小さくなるため、空間が広がります。

掃除がしやすい
タンクレストイレはタンクがなく、凹凸のない形状となっておりますので、とても掃除がしやすいです。

デザイン性が高い
見た目がスッキリします。つなぎ目の少ない形状なので、スタイリッシュなトイレ空間を演出できます。
タンクレスのデメリット
手洗いが別に必要
タンクレストイレでは、必ず別に手洗いが必要になります。 事前に配管位置などのチェックが必要です。

水圧が低いと設置できないことがある

タンクレストイレは水を貯めず、直接水を流すため、トイレの水圧が低いと使用できないことがありますので、事前の確認が必要です。
しかし最近では水圧の弱さを補うブースターや、一時的な小さなタンクを内臓しているものなど水圧対策が進んでいますので、
設置できない事例は減ってきています。

災害時の対応が必要

タンクレストイレは水を流すのにも電気を使います。
その為、停電になるとバケツに水を汲んで流す必要があります。
オプション部品をつけることで、停電時にも水を流せるトイレもあります。
またタンクがない為、断水時には水とバケツを用意して流す必要があります。

便座の機能を選ぶ

タンクレストイレには様々な機能がついています。特に要望の多い機能をピックアップしましたので、トイレ選びの参考にしてください。

瞬間暖房便座

使う時だけ便座を瞬間的に温めて、使用しないときの無駄な電力を軽減します。

夜間ライト

トイレを照らす夜間用のライト。夜中、眠気を覚ましにくい優しい明るさで、便器の位置をお知らせします。

多機能洗浄

色々な洗い方に合わせた洗浄機が選べます。

温風乾燥

心地いい温風でおしりをさらさらに乾かします。

脱臭・消臭

使用後の吸い込み量が自動的に変わり「におい」を脱臭したり、イオンの力で消臭を行います。

自動洗浄

ご使用後、自動的に洗剤の泡で便器内を綺麗にします。

節水

最新のタイプでは従来の約4分の1、約4ℓ~6ℓのお水で洗浄することができ、水道代の節約になります。

汚れの防止

除菌水をミスト状に吹きかけ、汚れをつきにくくします。

汚れの防止

便器のフチをなくした滑らかな形状です。力を強く加えることなく、汚れもサッとひとふきできます。

各メーカーの特色

古いトイレには、室内電源コンセントがないものが少なくありません。 最新のトイレ設置にはコンセントが必要です。
コンセントがない場合、取付の際に電気工事が別途必要となります。あらかじめ電源の有無をご確認ください。

最新のトイレはここが魅力的!驚きの節水力で節約効果が期待

1990年代以前に設置されたトイレは、大1回で13~20リットルの水を使用します。
ところが最近はどのメーカーでも節水に力を入れた結果、4~6リットルと約半分以下の節水ができるようになりました。

少ない水で洗浄する仕組

独自の洗浄方式で、洗浄性能を保ちながら超節水を実現したTOTO。
渦を巻くようなトルネード水流が少ない水を有効に使いながら、
しつこい汚れも効率よく洗浄。
便器の内面をまんべんなく、しっかりと洗い流します。

パワードライブユニット

水流をコントロールする「パワードライブユニット」で、
4リットルの洗浄水すべてが鉢内のすみずみにまわり、
「静かに」かつ「しっかり強力に」汚れを洗い流します。

※一部商品のみ搭載の機能です。

ターントラップ洗浄

ターントラップ方式は、通常の水洗トイレにある排水管からの
臭いの侵入を防ぐトラップを取り払って、新たに上向きの排水口を作り、
使用時にはその排水口を電動で下方に回転させるようにする仕組みです。
これによってトラップを越えるのに必要だった水量を減らすことができ節水します。

お掃除しやすい形状

フチなし形状の便器

フチなし形状の便器古い便器はフチの内側から水が流れるので、
お手入れしづらく、汚れがたまりやすいことが問題でした。
最近は便器のフチをなくし、お掃除しやすくなっています。
また、滑らかな形状なので軽い力で横切れをきれいに拭き取れます。

シャワーノズル収納

お掃除がしにくく、汚れも見えなかったフチ裏をなくしました。
ノズルをスッキリと収納し、凹凸がないのでお手入れカンタン。
サッとふくだけできれいになります。

お掃除リフト

今までは掃除できなかったウォシュレットの下側も掃除できるようになっています。
レバーを引き出し回すと、ウォシュレット本体が持ち上がる便利なリフト機構。
ウォシュレットの本体と便器部の間をラクにお掃除できます。

※TOTOとLIXILのみの機能です。
Panasonicは、便器と便座が一体型になっています。

便器内を清潔に保つ機能

ネオレスト
「きれい除菌水」
で便器を除菌

ご使用前にボウル面にミスト(水)を自動でふきかけ、汚れを付きにくくします。
さらに、トイレ使用後と8時間使用しない時に「きれい除菌水」のミストを
自動でボウル面にふきかけるので、トイレのきれいが長持ちします。

※一部商品のみ搭載の機能です。

プラズマクラスターで
トイレの鉢内を除菌

プラズマクラスターイオンがトイレ鉢内に行き渡り、
水の掛からない便座裏や便器内の浮遊カビ菌や付着菌を除菌。
トイレのにおいの元になる「におい原因菌」を除去することで、
においの発生を抑えます。

※一部商品のみ搭載の機能です。
※プラズマクラスターは、シャープ株式会社の商標です。

泡のパワーでしっかり
洗う「激落ちバブル」

トイレ上部にある洗剤タンクに市販の台所用洗剤を注入して、水を流した際に
ミリバブルとマイクロバブルの2種類の泡でしっかり汚れを落とします。
まず直径5mmの泡が発生し大きな汚れを落とし、次に直径60㎛(マイクロメートル)の
泡が発生し油分などの細かい汚れを落とします。
洗剤タンク容量は約250ml。補充の目安は3か月に1回で、清潔を保てます。

※一部商品のみ搭載の機能です。